3月4日に実施された年間の総合優勝を決める戦い、岡山県高校生eスポーツリーグ決勝大会で関西高校から参加したチーム「境目」が堂々の優勝を果たした。

境目は第一回予選のクラップス杯で圧倒的実力を見せ予選優勝をしていたがその後の第二回、第三回の予選では調子を落とし、タイトル獲得とはいかなかった。

今回、表彰式を終えて境目の三人（Syural、Speaker、ひろ）が今年一年をどのように戦い、優勝に至ったのかインタビューの内容も交えてお伝えしようと思う。

まず初めに、「境目」というチーム名の由来だが、関西高校の教諭である境先生という方が由来だそうだ。

境目の3人は2022年度高校三年生のチームで、実はチーム結成する前はそれほど3人での交流はなかったという。

この大会を機にチームを結成し、優勝するために3人で練習していくうち、絆も深まっていったそうだ。

インタビュー動画でも話していたが、やはりこの一年間優勝するために相当の練習と苦難があったという。

みんなが「勝利」を目指しているだけに戦術やその方針で雰囲気が悪くなることもたくさんあったそうだ。

これはプロシーンのチームでも同様だが、そうしたときに3人はどうしたのか尋ねると、

Syual選手「雰囲気が悪くなっても、それが結果につながるならどんどん意見を出していこうという方針。」

ひろ選手「強く意見を言ってしまうこともあるけど、それはチームを思って言っていることだから、それは全員理解していこうと話していました。」

※インタビュー内容は意訳のため詳細はこちら⇩

インタビューでは全く雰囲気が悪い時があるのかと思うほど仲のよさそうな姿を見せてくれたが、勝利につなげるためにはこうした意識面での取り決めも重要になってくるそうだ。

今回優勝した境目にはゲーミングクリスタルトロフィーと、マウスパッドが賞品として授与された。

クリスタルトロフィーは「トロフィー生活」さんから出されているシリーズに筆者である私がデザインを考案してオーダーメイドで作成していただいている。とてもかっこよく、表彰式のスタッフ全員が感嘆の声を漏らしながら撮影をしていた。

3人はここで高校を卒業し、それぞれの道へ旅立っていくそうだが、全員何らかの形でeスポーツは続けていくという。

3人の今後の活躍が楽しみだ。

決勝大会の中継映像はこちら